2020年配当実績

昨年度の年間配当金額は259002円でした。(投資を始めて2年でこの水準まで来ました)
今年は40万円を目標に活動しています!
配当金は人生を変える?までは言い過ぎですが笑 それくらい転換点となっています。以下の動画から。
「配当金は私の心の支えです」
配当金によって平凡なサラリーマンである私の仕事観が一変しました。
私がブログを書く理由
①投資に興味を持つきっかけになれれば
②資産形成を一緒に目指す仲間が増えれば
と常に思いながら日々更新しています。自分の詳細は以下のページから。
どうも、マス層サラリーマンのオカユログです!(@okayuchikuwa)
投資と出会い、資産運用をしていく中でお金に対する知識不足を痛感し失った時間を取り戻すように勉強しています。
現状を投資していなかった自分が見たら、投資なんて危ないことをして大丈夫か?と心配していると思いますが、「投資」=ギャンブルと考えていた為です。
しかしながら投資をしていくうちにギャンブルのような投資スタイルもあるだけで、全てがギャンブルではない。
リスクを考え、行動していけばギャンブルではなく投資になり、資産形成を行う上で大きな味方になってくれます。
しかしながら最初はそれがわかっていれば、資産運用での失敗も少ないのでしょうが、そうはうまくいきません。ビギラーズラックで成功してしまったときにもし自分の力を勘違いしてしまったら・・。
今回の記事は。
投資初心者が持つ根拠なき自信が相場の養分に?私の失敗も通じて記事にしていこうと思います。
よろしくお願いします!
未知なものだからこそ、リスク管理もわからない?
株式投資に関心を持つ人が増えていますが、なかには「自分なら勝てる」という根拠のない思い込みをもつ人も、一定数いるように見受けられます。そして、そんな人の耳には、なかなか忠告の言葉も届きません。思い込みに基づく行動がどれほど危険なものなのか、経済評論家の塚崎公義氏が解説します
投資に興味を持って、口座開設して取引できる環境を整えるところまで行った人は、資産がなくなることへの不安よりも、運用に対する好奇心が勝っている状態なのではないでしょうか。
老後資金2000万円を用意したい、はたまた絶対数年で億り人になるぞ!と人ぞれぞれゴール設定は様々だと思います。
でも最初はリスクの許容範囲もわからない、なのに根拠のない自信を持ち、大事な資金を市場に差し出したとしたら・・、もしかしたら大損して、退場する羽目になってしまうかもしれません。
私も最初は投資で失敗し、リスクの許容範囲、リスク管理の大切さを学び今に至ります。今回はそんな投資に興味を持ったからこそ、必要な自分に期待しないことの大切さについて以下の記事を参考に考えていこうと思います。
「私は勝てる」根拠なき自信をもつ投資初心者、相場の養分に
引用 https://news.yahoo.co.jp/articles/c31ff8ce45394963433eca17055d8c50d23b011d
始めての投資でプチ成功、勘違いして失敗
私は遡ること3年前、20代で貯めた1000万円を元手に投資(当初は投機?)を始めました。
その頃は株式投資はギャンブルの括りで捉えていて、博打だと思っていました。それでも投資を始めようと思ったのは、サラリーマンの収入に依存しきる、100%労働の収入ポートフォリオに対して、高い危機感を持っていたからでした。
始めから米国市場に投資していたわけではなく、日本市場で投資を始めました。その頃は長期投資よりも早く投資で成果を出したいという思いから、デイトレード 、スイングトレード中心に、かつ小型株で大きな値上がり益(キャピタルゲイン)を狙う投資スタイルでした。
その時々で話題の銘柄に企業の業績関係なく、売買を繰り返す、投資顧問会社みたいなところに登録し、DMで来たオススメ銘柄!にイナゴのようについていったりと投資スタイルなんてものはなく、ただフラフラと投資している日々でした。
運悪く?(今思えば運よく?)最初にちょこちょこと利益を確定することができると段々自分は市場を出し抜ける!と見事に勘違いして、投資資金を増やしていきました。
そして勝ち負けを繰り返しながら、最終的に残ったのは−30万円という含み損でした。
理屈で予想するのは土台無理な話
株価や為替は理屈通りに動きません。最大の理由は、株価や為替が「美人投票」の世界だからです。「人々が上がると思うと皆が買うから上がり、人々が下がると思うと皆が売るから下がる」という、ケインズの言葉通りであると考えていいでしょう。
つまり「株価が上がる(もしくは下がる)という噂が流れるか否かで、株価が決まる」というわけです。そんな価格変動があるなら、理屈通りとはいえません。バブルとその崩壊も、理屈どおりに株価等が動かない事例のひとつです。「崩壊が予想できないから、バブルが拡大するのだ」といわれた日には、なおさら理屈で考えても仕方がない、という思いが強くなりますね。
株取引には、テクニカル分析と言って、値動きの傾向を様々なデータを駆使して、予想し取引に活かすことをします。
私もキャピタルゲイン投資をするときなどは、ボリンジャーバンド、移動平均線、MACDなどを参考にします。
しかしながら株価の動きは予想はできても、確実ではありません。大きく株価が上昇している銘柄でも、またテクニカル分析的に買いだったとしても、その企業にもし何か、悪材料が出てしまえば、途端に株価は暴落します。
もし予想があたり、大きな利益が出た時に、それを自分の実力だ、市場を出し抜いたなどと勘違いしてしまったら、それは後々に痛い目を見るでしょう。
私は小さな成功体験だったので、小さな勘違いで済みました。なので−30万という損切りで済んだのでしょう。私はそう思っています。
そもそも金融に対する知識を教わることのない、一般の人がプロも取引を行う舞台で、一人勝ちすることなど皆無に等しいです。
それは自分の実力ではなく、たまたまです。
日本のマネーリテラシーの低さ
投資が私の生活の中の一部になり、資産形成へ向き合っていく中で、合わせて聞くようになったのは日本は世界に比べてもマネーリテラシーが低いと言われていることです。
改めてマネーリテラシーとは?
リテラシー(Literacy)とは読み解く能力のことで、金融リテラシーとは金融に関する知識や情報を正しく理解し、主体的に判断することができる能力を指します。
金融庁は「最低限身に付けるべき金融リテラシー」として、①家計管理、②生活設計、③金融知識及び金融経済事情についての理解と適切な金融商品の利用選択、④外部の知見の適切な活用、という4つの分野に分け、適切な収支管理やライフプランの利用など15項目を挙げています。
引用 SMBC日興証券 初めてでもわかりやすい用語集より
日本人が特に低いのは金融に関するマネーリテラシー
日本人が特に必要となってくるリテラシーは、③の部分「金融知識及び金融経済事情についての理解と適切な金融商品の利用選択」が低いと言われています。金融に関する情報を理解するための知識を得て、判断能力を高めることがマネーリテラシーの向上に繋がるとあります。
ここら辺の知識の培ってこなかった一般の人が、いきなりプロもいる株式市場で結果を残せますか?ということです。
特に資産運用を始める人は、何か仕事をしながら投資をしているサラリーマン投資家(私も含む)も多いでしょう。
そんな片手間の状態で、それを生業にしている専業の方達に勝てるか?と言われれば連戦連勝で資産を築ける可能性は低いです。(それでも勝てる人は余程自分の投資スタイルやルールを確立している人でしょう)
短期での失敗から長期投資への移行
読者が株や為替の短期売買(FX取引を含む、以下同様)に興味があるのであれば、筆者は止めるつもりは毛頭ありません。
「株価や為替が予想できない=負ける確率が高い」ということではなく、「勝てると思うべきではない」というだけのことです。「いや、自分なら勝てそうだ」と考えているなら、それは危険なことである、といっているだけです。
私はこの意識が欠けていたので、失敗をしました。逆に−30万円を良い勉強代として、長期投資と出会えたことは不幸中の幸いでした。
長期投資へ移行したことで。
- 過度に楽観も悲観もしないこと
- 投資を継続することの大事さ
- 複利と時間の効果
など、様々な勉強をさせてもらい、投資家として成長することができました。これは短期投資を続けていたら、得ることのない知識だったと思います。
複利と時間を生かすために、日本市場ではなく、米国市場に切り替え、現在に至ります。

単利・複利などの金利、インフレ、デフレ、為替、リスク・リターンなどを理解し、経済の状況に応じて適切な商品を購入することができるように内容を理解すること。
私は米国企業に長期投資しています。配当金再投資を行うことで、複利の力を利用して資産形成を目指しています。
日本株に投資するのも一つの手ですが。世界一の経済大国として依然成長が期待できる米国市場に投資することが一番と私は考えています。
投資によるリスクはもちろん負いますが、リターンを得るためには必要不可欠です。リスクの負い方は1銘柄に集中投資を行うのではなく、数銘柄に分散投資をすることでリスクを分散しています。
AIに任せるのもありですが。
今では投資をAIがやってくれ、リバランスも購入も自動にやってくれるロボアドバイザーなどという商品もあり、その気軽さで契約数を伸ばしています。
しかしながらそれだけで投資を完結してしまうのではマネーリテラシーの向上には繋がりません。
私も一時期やっていた時もありましたが、しばらくして資金を全額回収しました。
今投資界隈ではAIを用いて投資商品の売買を自動に行なってくれるウェルスナビなどロボアドバイザーなるものが人気です。
自動で売買してくれるということで、投資に時間をかけられない、でも資産運用はしたいという思いに応える商品で、ほったらかしでも自動でリバランスしてくれることから。
自動で行う代わりに年間の預かり資産の年率1%の手数料がかかります。

これを安いと思うか高いと思うかは人それぞれですが、小額のうちはそこまで気になりませんが、20年30年と積立を行なっていき運用資金が増えれば増えるほど取られる手数料の金額も増えます。(預かり資金に対して手数料がかかる為です。)
ほったらかしでも良いのですが、結果としてそれだけの対価を支払わなければならないし、マネーリテラシーの向上にも繋がりにくいので、本当に投資をして資産形成を目指すのであれば、自分の投資判断、行動は自分ですべきと考えます。
日本が何故マネーリテラシーが低いと言われているのか?
それは簡単に投資をしなくても安全に資産を増やせる状況だったことに他なりません
社会保障が充実し、賃金が右肩上がりでリストラもない状態で老後まで過ごしていける社会構造であれば、無理にリスクを取る必要もないですよね?
高度経済成長の恩恵を受け、郵便貯金の定期預金の金利はバブル崩壊する直前まで、金利は6.08%ありましたが。
2020年現在では一年ものの定期預金でも以下の金利となっています。

0.002%となっています。これで資産は築けるのか・・?と言われれば築けないと言わざる終えません。
無理してリスク資産で運用しなくても、元本保証でこれだけの利息が付けば、投資を選択する必要がないですよね。
そんな素晴らしい金利の時代の親世代の子供が30代の私たちです。
投資する必要のなかった世代が私たち子供に貯蓄以外の重要性、特に投資に関しては教えるのは難しいと思います。
経験していないことを大事だと説かれてもいまいちピンときませんからね。
向上に必要なのはお金に対して意識を高めること
マネーリテラシーの向上はこれから資産を築いていく上で、土台になってくるのは間違いありませんが、と言っても、最終的には自分自身が必要だと思うかどうか、これにつきますよね。他人から
「マネーリテラシー向上はこれからの時代必要不可欠です」
と言われたところで。
自身が必要とし、勉強していかなければ意味ありません。
子供の頃の勉強と同じで、親から勉強しなさい!と言われて吸収する知識と自分から興味を持って吸収する知識では定着率が違います。後者の方が確実に良いはず。
マネーリテラシー向上も学んだことを実践し、経験を積んでいくことで積み重なっていくものです。
私は投資を通じて「経済的自由」を勝ち取ることを目標に掲げています。
崩れゆく終身雇用制度、同一労働同一賃金の検討で、今まで通りのスタイルでは通用しなくなってきます。
特に20代、30代の若い世代は、これからマネーリテラシーの重要性に気づく、気づかないで資産の格差が広がっていくでしょう。
自分に期待しすぎない
マネーリテラシーへの意識が高まっていないままに、根拠のない自信で投資(投機)をしてしまうと痛い目を見ます。
しかしながらその失敗も糧にして活かすことができれば、その経験は無駄にはなりません。いつからでも遅くはありません、自分で必要と感じた時から学び始めたって問題ありません。
気づき、行動を始めることこそが最も重要です。
今の時代検索すれば情報はたくさん出てきます。情報を精査できる能力もすぐにできるものではなく、情報に触れ続けることで養われるものです。
しっかりと把握した上で課題解決に向けて行動していけば、マネーリテラシーの向上に繋がります。
私も最初は投資なんてギャンブルで資産運用なんてあり得ない!と思っていた20代でしたが、今では総資産の7割近くをリスク資産で運用しています。

投資で資産形成をしていく上で重要なマネーリテラシーの向上を自身の学びと実践、そして資産形成という成果で今後もブログで示していきます。
今回は以上です。最後まで見てくれた方ありがとうございます。
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