資産5000万円 セミリタイア を目指す年収500万円未満の平凡サラリーマンの日記です。お金を通じた記事を扱っています。真面目なものから笑えるものまで幅広く扱っています。
私がブログを書く理由
①投資に興味を持つきっかけになれれば
②資産形成を一緒に目指す仲間が増えれば
と常に思いながら日々更新しています。自分の詳細は以下のページから。
どうも、オカユログです!(@okayuchikuwa)
資産運用は日に日に一般の人たちにも定着してきています。
それは投資を進んでやらなきゃと感じたのか、それとも将来の不安からやらざるおえない状況になったのか…。どうなんでしょうかね?
私は後者で、サラリーマンであることに対する漠然とした不安から資産運用を始めました。投資にもその時々で話題性があります。
今回の記事は。
過去の資産形成に関わる流れについて見ていこうという記事になります。
それではよろしくお願いします!
資産形成におけるその時々のテーマ
私が本格的に投資(長期投資)を始めたのは2019年です。(その前に日本株で短期投資して失敗という苦い経験もありましたが)投資を始めてすぐ後に老後資金2000万円問題というのがいきなりニュースで取り上げられました。
その頃は既に運用を始めていたので衝撃は少なかったですが、何もしていなかったらどうしよう…と悩んでいたことでしょう。
そこから数年経ち幸い資産は順調に増えていますが、様々な話題が上がりました。
今回はそれを振り返る記事が面白そうだったので取り上げます。
2017年から現在の2021年までのようで、今回は2017年から2019年を見ていこうと思います。
資産形成に関連する過去5年(2017年~2021年)のブームを振り返る
引用 https://media.rakuten-sec.net/articles/-/33578
2017年〜2018年「LIFE・SHIFT」と「人生100年時代」
読者は、「LIFE・SHIFT」(リンダ・グラットン、アンドリュー・スコット著、池村千秋訳、東洋経済)という書籍をご記憶だろう。
20代前半まで学校で学び、就職してリタイアメントまで働いて、その後は老後として過ごす、といった既存の「3ステージ・モデル」が、長く働くことが可能でも必要でもある長寿化時代にはそぐわなくなっていることだ。職業人生の途中で自分を再教育したり、第一のキャリアとは異なる仕事で第二のキャリアに就いたりするような人生設計が必要だと指摘した。
集団で就職活動をし、雇用された企業で定年まで働き、貯めた貯蓄と年金で老後を過ごすことを『3ステージ・モデル』というのは初めて知りました。
このモデルで成功してきた人が昔の人は大多数だったため、多数派の意見として通用し、現在の高齢者にはこの意識が根強くあると思います。
しかしながら若者を中心にこの感覚は薄れてきています。転職するのは当たり前、自分にとって良い待遇や環境に身を置くことが一般的になっており。
就職すればある意味でゴールという認識はほとんどないでしょう。
今の頭のキレる大学生は自分がいずれやりたいこと(起業)の為に必要な知識や経験を積むために一旦就職する人もいるようです。
親から言われたからとかではなく、自分の人生は自分で設計していく。これからの時代はよりこの傾向が強くなっていくかもしれませんね。
この本から派生した「人生100年時代」という言葉を、金融界は大いに気に入った。高齢期のお金の備えが重要であることを、顧客に割合上品にアピールするのにぴったりのフレーズであることが理由だ。金融商品のマーケティング上、大変使いやすいパワー・ワードである。
人生100年時代もこの年代に出てきた言葉なんですね、もっと昔から使っている言葉だと思っていました。
確かに資産運用系のネット広告にこのワードはよく使われていますね。みんな少なからず意識しているということでしょうか。
長生きリスクなんて言葉もあるように、もし年金の額と毎月の生活費を比べた時に収支がマイナスだったら、貯蓄を切り崩して生活しなければなりません。
いままではそこまで問題として表面化していませんでしたが、長寿化し人生100年時代がくれば必要な資金が必然的に増えます。
その不足したお金をどのようにして作っていくか?が課題で、若い人は投資を始めるきっかけにもなっています。
現在でも、「人生100年時代」という言葉が載っている金融商品やサービスの広告には気をつけた方がいいと思う。記事の作者は人生100年時代をキーワードにした投資商品には気をつけろと言っています。
投資が定着してきたとはいえ、投資詐欺も未だになくなりませんし、資産運用において魅力的な言葉ばかりが並び、デメリットが一切見られないような広告は注意するように私はしています。
負うリスクと得られる可能性のあるリターンのバランスで商品は選びたいです。リスクは間違いなくありますからね。
2019年、「老後2,000万円問題」
人生100年時代」の問題意識の下に、金融庁が主宰する有識者会議がまとめた報告書の中で、平均的な家計は、公的年金だけでは老後の生活資金が不足するので、これを補うためには老後を迎えるまでに2,000万円程度の資産を作っておく必要がある、との試算が大いに問題となった。
私が本格的な米国企業で配当金再投資戦略を始めたばかりの時にいきなりニュースで取り上げられました。(メディアの切り取り方はマズイような気がしましたが)
金融庁が主宰する有識者会議がまとめた報告書の中で、平均的な家計は、公的年金だけでは老後の生活資金が不足するので、これを補うためには老後を迎えるまでに2,000万円程度の資産を作っておく必要がある、
人生100年時代がやってきて、老後資金が年金のみでは足らない、不足する金額は約2000万円になる。というデータがいきなり出てきたのです。
2000万円問題を解決するには投資をして資産運用していきましょう、と言うのが伝えたかったことのようですが、お金のインパクトが一人歩きしていたようです。
人それぞれ家庭(家計)の環境で異なる
老後資金2000万円という数値はあくまで生活費の平均値を示したものであり、それよりも少なければもしかしたら年金のみで賄えるかもしれません。それぞれの家庭環境、ライフステージをどう過ごしてきたかで手元に残る資金も異なってくると思います。記事の中に「人生設計の基本公式」というサイトがあったので私もざっくりシミュレーションしてみました。
ざっくりではあっても、個別のケースについて本人が自分で計算できる方法を教えるのが適切だと筆者は考えている。(計算方法は「人生設計の基本公式」の計算サイトをご参照下さい。)
結果は以下のスライドの2枚目になります。
見方は以下のようになります。「人生設計の基本公式」から参照しました。
時々の必要貯蓄額は、「現在の手取り収入×必要貯蓄率」として、手取り収入の変化と共に変化して行くと考えて構いません。これが、人生設計の基本公式の基本的なアプローチです。
例えば「必要貯蓄率」が20%で、現在の手取り年収が220万円の場合、
「220万円×20%=44万円」となり、毎月、約4万円の貯蓄が必要になります。
私の場合シミュレーションで出てきた必要貯蓄率は13.91%、年収は約500万円なので、計算すると695000円、12ヶ月で割ると57958円になります。この金額はこれから毎月必要な貯蓄額になるようです。
今現時点ではこの金額はクリアしていますが、今後数十年と継続できるかが大事であり、課題です。この金額を継続していけるように、家計支出の定期的な見直しで、家計黒字を維持すること、そして収入を増やす取り組みをする。これらを同時進行でやっていくことで、漠然とした老後資金2000万円問題は解決できると考えています。
人それぞれ年収も違えば、資産額も残りのサラリーマン人生の長さも異なるため、毎月貯蓄しなければならない金額も異なります。
人生100年時代はすでにやってきており、老後資金2000万円問題も身近な問題として若いうちから対処していかねばなりません。できるかぎり早く、現状から資産シミュレーションして分析し、課題を見つけ、それを実践しながら自分らしいスタイルを探していく必要がありますね。
今回は以上になります。明日以降は昨年の2020年 暴落とバブルの「コロナ相場」、そして今年2021年 投資家の「FIRE」ブームについてみていこうと思います。
最後まで見ていただきありがとうございます!
それでは皆様が充実した日々を送れますように。
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